女性の社会貢献・魅力的な自分づくりを応援する それいゆ
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それいゆについて
それいゆ会員の横顔を紹介する「ひまわりの花 咲くころ」も、スタートから2年以上が経過した。これまでに登場していただいた会員は27名。それぞれが個性的、魅力的であることは言うまでもないが、インタビューを重ねるうちに見えてきた、共通の特性、傾向などもいくつか存在する。それいゆには、何を求め、どんな女性たちが集まっているのだろうか? インタビュアなりの分析を試みた。

「生まれ変わっても女性がいいですか?」
これは、インタビュー前にあらかじめ記入してもらっているヒアリングシートの質問のひとつである。この質問に対して「女性」と回答した人は16名、「どちらでもいい」と答えた6名と合わせるとその割合は8割を超え、「女性」であることを肯定的に捉えている傾向が垣間見られる。

さらにフリーアンサーからその理由を分析すると、浮かんでくるのは「選択肢」「柔軟性」「おしゃれ」という3つのキーワードだ。
「仕事を持つか持たないか、子供を持つか持たないか、など選択肢がたくさんある分、自分の責任でより良いほうを選べるように感じています(30代)」
「自分で美しくコーディネートできて、華やかだから(30代)」
「現状を見る限りでは、男性より柔軟性の高い生き方ができると思うので(40代)」
「おしゃれをしたり、共感したりすることができるから(20代)」
人生における様々な分岐点において、自分が進むべき道を自らの意志で柔軟に選択し、美しく軽やかに歩んでいく。それいゆ会員の多くは、そういう生き方を理想とし、そのためには男性より女性のほうがベターと考えているのである。そしてその根底に流れているものは、「自分が女性に生まれて幸せだから(30代)」という、現在の自分を肯定する姿勢、そして女性であることへの誇りに違いない。

「ここからここは仕事、ここからここは私生活という風に別々に考えていません。すべてが上手く影響しあって、相乗効果が生まれたらいいと思っています(30代)」「趣味は仕事です(40代)」といった言葉に代表されるように、それいゆ会員にとっての仕事は、単なる「お金を稼ぐための手段」ではない。もちろん「嫁入り前の腰掛程度」のレベルで働いている人は皆無だ。では、いったい何のために働いているのだろうか?
「人ってどんなに頑張っても30年ちょっとしか働けないんですよね。だからその30年を3つに区切って、10年ごとに違う仕事をしていくつもりです。今の仕事は通過点。好奇心が強いので、いろんな業界のいろんな仕事をやってみたい(40代)」
「今の自分にできることがあるのに、それをやらないでいるのは世の中に対して申し訳ないと思うんです。どんなに小さなことでも何かの役に立つことを継続することが大切だと思います(40代)」
一見、前者は「自分のため」、後者は「他人のため」に働いているようにも思えるが、決してそうではない。これは「鶏と卵」のようなもので、どちらが欠けても成り立たないし、どちらが優先されるものでもないのだ。その微妙なバランス感覚を持ち合わせている人がそれいゆ会員には多いと言える。
「本当に自分が楽しくて、充実感があって、人の役に立って…そんな仕事をずっとしていきたいです(30代)」
インタビューした女性たちの年齢分布は、20代が2名、30代が13名、40代が10名、50代が2名(インタビュー日現在)。これは、それいゆ会員全体の年齢分布とほぼ一致している。
インタビューの中で、世代を超えて聞こえてきた「年齢」に関する共通の声がある。それは「20代は必死に頑張ってきたけれど、30代は少し肩の力を抜いて生きていきたい」というものだ。
「20代の頃は理想の姿に無理やり自分を軌道修正していたのですが、30代に入ると無理はよくない、自然体で生きていこうと考えるようになりました(30代)」
「10代、20代は学習の意味でいろんなことを吸収する時期。30代は自分に本当に必要なものをチョイスするべき時だと思います(40代)」
また「30代の頃と違って自分を磨くというよりは、体調を整え、楽しい時間、のんびりとした時間を増やしたいと思うようになった」と語る40代の会員もいる。
考え方が変わったきっかけは結婚(離婚)や出産、転職や病気など人それぞれで、そのほとんどはプライバシーに考慮してホームページには掲載していない。しかし、人生の大きな転機を乗り越えた結果、「無理をせず、自分らしく生きる」という答えを導き出した会員が数多く存在することは、確かな事実である。

それいゆに入会した理由で最も多いのは「同世代の女性との交流の場を拡げたかったから」で、「セミナーの講師陣に魅力を感じたから」という人も多い。そして、今後のそれいゆに期待することとして最も多く寄せられているのが「継続して欲しい」という声である。
「等身大で頑張っている女性がたくさんいることに勇気づけられました。これから一生の仲間になれると思いますので、30代、40代、50代、60代とドンドン続けていってもらいたい(30代)」
「期待というか、ずっと続けていける道を選んでいきましょう(30代)」
真剣に仕事に取り組み、家庭を持ち、好きなことに打ち込む時間も費やしているそれいゆ会員たちは、決して暇なわけではない。セミナーに参加するのも、なかなか時間が取れなくて…という人も少なくない状況だ。にも関わらず、「それいゆとともに年を重ねていきたい」とまで言わせるのは、何なのだろうか?
その答えともいえるであろう、40代の会員の言葉をレポートの最後に紹介したい。
「それいゆって、毎回出席するわけではないし、名前と顔が一致する人も限られているし、それいゆ以外の場所で会うわけでもない。それだけの関係に過ぎなくても、長く続けていけば、もっと親しくなるときが必ず来ると思うんです。それがいったい何年先なのか、そのときに誰が会員として残っているのか全くわからないけれど、いつの日か、そしてある日突然、本当にかけがえのない仲間になる時が来る。私はそう信じています」

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