開催日: 2003年10月 31日(金) 会 場: uraku AOYAMA 講 師: 映画監督 大澤豊氏
大澤豊監督作品 映画「アイ・ラブ・ピース」については、下記URLをご覧ください。 http://www.cinema-indies.co.jp/ilovepeace/index.html
国際交流にも色々な形があるのだなと思いました。68歳という年齢で、まだまだ活動の意欲がおあるになると伺って私も、まだままだ頑張らなければという気持ちになれました。大澤監督と直接、お話ができて、現地での撮影の様子を伺えてとても良かったです。
キャストなどの発掘からスタッフのまとめまでを行われている監督というお仕事に以前から興味があったので、参加しました。色々な困難もありながら、ご自分の信念を貫いていく力に非常に感銘を受けました。ふだんお会いする機会の無い、報道関係の方などともお話ができて、貴重な体験ができました。
今までに何度か大澤監督にお会いして、職人気質のようなものを持った方と感じていたので、参加しました。映画は残るものだから、自分の伝えたいメッセージをどういう形で表現するのかこだわりを持って作品をつくられている点が、印象的でした。金儲け主義に走って、薄っぺらいと映画が多いと思う今日この頃、「信念」を持って仕事に取り組んでおられる姿勢が参考になりました。
大澤監督の情熱や想いを伺い、知ることができたことは、これから作品を観る私の思いもふくらませることができました。自分の気持ちを共感できることに貢献するということも、印象的でした。
有限会社こぶしプロダクション代表 1935年11月、群馬県高崎市に生まれる。 山本薩夫、勅使河原宏、黒澤明監督らの助監督を務め、1981年、後藤俊夫監督、神山征二郎監督とこぶしプロダクションを設立。以後、監督・プロデューサーとして活動する。
主な作品 1978年 「ガキ大将行進曲」 1985年 「ボクちゃんの戦場」 第36回ベルリン国際映画際児童映画部門三賞 昭和60年度厚生省児童福祉文化賞 1990年 「遙かなる甲子園」 1990年度文化庁優秀映画作品賞 1991年 「戦争と青春」 第15回日本アカデミー賞10部門受賞 1997年 1996年度日本映画ペンクラブ賞受賞 1999年 「アイ・ラブ・ユー」 2000年 第23回日本アカデミー協会特別賞受賞 2001年 「アイ・ラブ・フレンズ」 2003年 「アイ・ラブ・ピース」