こんにちは。ひきたよしあきです。
中学から高校に上がる頃、私は「哲学」にはまりました。
といっても、本格的に勉強したわけではありません。
今のように「自己啓発」の本が豊富になかった時代。
私は哲学者の言葉に、自分や世界を認識する力を求めていたのです。
例えば、キルケゴールという哲学者は、
「死に至る病は、絶望」
と言いました。その哲学的解釈はともかく
私は、「ってことは、死に至らないためには『絶望』ではなく『可能性』があることが大事なんだ」
と解釈しました。
以来私は、「可能性さえ見出せれば、死ななくてすむ」と考えるようになって、なんにでも「可能性」を見だすように心がけた。
その結果、「もうダメだ」と思わないで前に進む人生を選択するようになりました。
キルケゴールの本質とは全く違うのかもしれない。
でも、言葉は人がいかようにも解釈して、進化するものではないでしょうか。
本講義では、著名な哲学の言葉を拾いあげ、その言葉を日々の生活に役立てるまでの「ひきた流の考え方」を紹介。
言葉で、生きる力を強くする講義にしていきます。
言葉って、こんなに自分流に解釈していいんだ!と気づいてほしい。
みなさんも自由に発言してください。
|