女性の社会貢献・魅力的な自分づくりを応援する それいゆ
トップページそれいゆについてそれいゆ入会方法についてそれいゆセミナーそれいゆインタビューそれいゆコラムメールマガジンそれいゆ書籍紹介リンク集お問い合わせ
navigation_kage
それいゆセミナー
丸の内それいゆ大学

イノベーション:知の冒険に出よう!

開催日: 第三期 
第二回講座:2020年5月31日(日)
10:00〜12:00
会 場: zoomでのオンライン講座
講 師: 米倉 誠一郎氏
法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科教授
米倉 誠一郎氏


米倉 誠一郎氏 それいゆ大学
【受講の動機】
■イノベーションは、耳馴染みはあるものの、それ自体をきちんと学んだことがなかったので参加してみようと思いました。
■米倉さんの経歴に興味を引かれました。国内外問わず、様々なところで活動されていたので、広い視野からみた
 「イノベーション」のお話を聞いてみたいと思いました。
■それいゆ大学は、すべて参加したいと考えているため参加しました。
■小さい頃からそれいゆ寺子屋に参加していて、それいゆ大学も第一期から続けているので、参加しました。
■父にすすめられ参加しました。
■母のすすめで参加しました。
■友人に誘われ、参加しました。
米倉 誠一郎氏 石川正子
【米倉先生の講義で印象に残ったこと】
■ 失敗を恐れない、イノベーションの実例を知ることができました。
■ものを見る目が変わった。
■シュンペーターの「イノベーションとは、現状の均衡を創造的に破壊し、新たな経済成長を導く」という言葉が印象に
 残りました。特に「創造的に破壊し」というフレーズが印象的でした。一見、言葉の意味だけを見ると相反するようですが、
 イノベーションとは実際まさにその言葉通り「それまでの概念を壊してはいるが、それが新たな商品やマーケットに
 つながる創造的な行為である」という本質的な部分を突いたキーフレーズだったように思います。
■得られたこととしては、イノベーションというものは「技術革新」ではなく、幅広くあらゆる「新しい組み合わせ」を指すことを
 学びました。また、その新しい組み合わせの例として、市場や原料、組織など様々な面からアプローチした
 イノベーションがあることを知りました。
■Multiple Intelligence Theoryの話が、多様性が大事という話と結びついて面白かった。
■最後のお話の、質問をしたほうがいい、ということ。
■イノベーションとはただの技術革新ではなく、それ以外についても新しいものや、
 今あるものの新しい使い道や使い方もイノベーションの一つだ。
■一番心に残ったのは「とにかく質問しろ」ということ。質問はと聞かれたらまず手をあげる。
 そうすれば講師に覚えられ、自分が授業に参加した価値になる。
■インテリジェンスの多様性について、今後の子育てに参考になりました。
■親として、未来を担うteenたちの育成について、今後どのような経験、学習が必要なのか方向がみえました。
 また仕事の上では、業務改善、新規の仕事について、どのような視点でみればいいかヒントをもらえました。
 ブルーオーシャンを探すぞ!
■イノベーションとは、技術革新だけではなく、生産方法、マーケットの創造、原材料、組織など様々な分野における
 価値の創造であるということ。何でだろう?と思う気持ちが大切であるということ。資源の少ない日本は何に投資するべきか?
 教育(イノベーターを育てる教育と基礎教育)の重要性を感じました。日本の若者の自己肯定感の低さのデータは衝撃で、
 価値観の多様性の重要性と失敗の許容が必要だという言葉が特に響きました。
■投資家は、失敗をより多くした方に投資するということ。経験とブラッシュアップが重要だということ。
 ”教科毎に物事を習う”から、実際に自分が受けている教育が、
 ”実際の社会、経済活動へつながること”を意識付ける時間になったと感じました
【自分なりにイノベーションだと思うもの1つと選んだ理由】
■「イーロンマスクの事業」を選びました。
 理由は、テスラに乗ったときにいままでの車と全く違ったこと。ロスに行ってスペースX社を見学して感動した経験と
 その際にハイパーループの実験も見て、日本との発想のスケールの違いに感銘を受けたので。
■「UberEats」を選びました。
 理由は、出前という概念に加えて、「時間のある人」と「デリバリーしてほしい飲食店」をマッチングするという新しい
 試みに乗り出していると思ったからです。飲食店がお客さんのニーズに応えるだけでなく、新たな雇用を生み出したり、
 飲食店のスタッフを配達員に割かなくていいため効率性が上がったりといったメリットがあると考えました。
■「 鉄道会社の相互乗り入れ」を選びました。
 理由は、乗客の利便性と鉄道会社同士の利益、技術の向上が考えられるためです。
■「電子マネー」を選びました。
 理由は、新たな常識、決済スタイル、消費者行動を習慣化したので。
■「スマートフォン立て」を選びました。
 理由は、ケーブル用の穴が開いているだけで、便利につかっている身近なものだからです。
■ZOOMをつかったこのオンライン講義も、イノベーションだと思いました。
 理由は、これまで対面でやっていたものが、丸の内に集まらなくても岩手や長野、宮崎からも参加できるようになったからです。
【グループディスカッションで、得られたこと】
■みんなが小さなことでも発見しようと視点を変えた。気づきに敏感になった。
■私はイノベーションと言われても思いつくことがあまりありませんでしたが、みんなの話を聞いているうちに身近にもあるんだなと思いました。
■自粛期間に入ってからの学校によるオンライン授業への移行スピードの違いが印象的でした。
 グループの中にいた中学生は、3月末から平日は毎日5時間オンライン授業の体制が取られるようになったとのことで、
 私の学校よりもオンライン授業を開始するスピードも、その内容も、対応が迅速かつ適切であるように感じました。
■年齢や職業が異なる方とたくさんの視点でディスカッションできたことで、視野が広がりました。
■自分の高校時代と比べ みなさんよく考えていると感じました。
【米倉先生に引き続き聞いてみたいこと】
■ 先生がいま一番、革新的と思って挑戦していることが知りたい
■イノベーションについてもっとフカボリしてお聞きしてみたいです。
 ・これまでの日本で1番革新的であったと考えるイノベーションとは何か?
 ・イノベーションに伴うデメリットはないのか?
 ・イノベーションが生まれやすい環境の条件はあるか?
 ・新型コロナがもたらすイノベーションへの影響とは?
 ・現在1番注目しているイノベーション・企業は何か?
■先生自身についてもいくつか質問してみたいです。
 ・日々どんなことにアンテナをはって過ごしているのか?
 ・先生自身の活動の中で限界を感じたことはあったか?
 ・先生の考える具体的な若者のチカラとは?
■「失敗させたくない」「みんな同じ」価値観で育った日本人が「創造」「失敗してもよい」意識を持つには、どうしたら良いか。
 さらに、実際に失敗してしまってからの救済をどう考えるか。
■米倉先生が、「バカになるから勉強はあまりしたらダメ」とおっしゃっていましたが、常日頃から勉強するようにと
 いろいろな場面で言われることが多いです。あまりしないほうがいいという理由はなぜでしょうか。
 2人の息子がいるので知りたいです。
■今回はオンラインでのセミナーでしたが、お話をされる先生は実際の教室での講義と比べ、
 ウェブはどのようなメリットがあり、またどのようなデメリットがあるとお感じになっているかお伺いしたいです。
【米倉先生へメッセージ】
■有意義で楽しい講座でした!
■初めてのオンライン講義でしたが、情熱のある講義が拝聴出来、とても有意義でした。
■やはり米倉先生と対面でお話ししたかったので、コロナウイルスが終息すれば、また丸の内で授業を受けたいなと思います。
■大変刺激的な時間を過ごすことができました。米倉先生のご講義が大変わかりやすくイノベーションの概念や
 考え方がよくわかりました。5年前にMBA(神戸大)を取得して以来、最近勉強不足だったので改めて、経営戦略や
 マーケティングに関する書籍を読み直したいなぁと思いました。
■すべてご自分の体験からなるもので、聞いていてすごく頭に入りやすかったです。
 講義全体を通し自分が面白いというものが多く、自分の考えも整理できて、とてもためになりました。

イノベーション 知の冒険に出よう

photo © naonori kohira
SpecialThanks グラフィックレコーダー 工藤颯莉さん


共催:エコッツェリア協会 エコッツェリア協会

【講師:米倉 誠一郎氏 プロフィール】
米倉 誠一郎氏 法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科教授・一橋大学イノベーション研究センター名誉教授、プレトリア大学日本研究センター顧問。
一般社団法人Creative Respone代表理事、Social Innovation School学長。
「一橋大学ビジネスレビュー」編集委員長。

一橋大学社会学部(1977年)・経済学部(1979年)卒、同大社会学修士(1981年)。
ハーバード大学PhD(歴史学博士、1990年)。

企業経営の歴史的発展プロセスを戦略・組織・イノベーションの観点から研究。
著書に、The Japanese Iron and Steel Industry 1850-1990:Continuity and Discontinuity(Macmillan)、「経営改革の構造」(岩波新書)、「企業家の条件」(ダイヤモンド社)、「脱カリスマ次代のリーダー論」(NTT出版)、「創造的破壊:未来をつくるイノベーション」(ミシマ社)、「オープン・イノベーションのマネジメント」(共編著、有斐閣)、「二枚目の名刺 未来を変える働き方」(講談社)、「イノベーターたちの日本史:近代日本の創造的対応」(東洋経済新報社)、「松下幸之助 きみならできる必ずできる」(ミネルヴァ書房)など多数。
趣味はロックンロールとゴルフ

スペシャルサポーター:小平 尚典氏 プロフィール
小平 尚典氏 1954年 福岡県北九州市小倉北区生まれ。
1975年 日本大学芸術学部写真学科卒業
1976年 渡英し社会派写真家としてデビュー。
1981年 新潮社FOCUS創刊にフォトジャーナリストとして参画。
1987年から2009年まで新潮社米国海外特派員として活動。
2009年から東京に戻り、メディアプロデューサーやグラフィカル・デモンストレーターとして現在に至る。

株式会社コヒラ・パーソンズ・プロジェクトCEO(1981~)
公益社団法人日本写真家協会会員(国際交流委員長)
米国海外特派員協会会員 (1987~)
米国未来研究所(IFTF)ポール・サフォ特別研究員に師事。
早稲田大学理工学術院非常勤講師(2011年~)
香港大学ジャーナリズムCNN学科客員講師(2011~13)
青山学院大学シンギュラリティ研究所メディアラボ代表(2018~)
著書(共著を含む)
『4/524』『This is Nomo』『TAHITI』(新潮社)『シリコンロード』『e-face』(ソフトバンクPB)『原爆の軌跡』
『アトランタの案山子アラバマのワニ』『彼はメンフィスで生まれた』(小学館)ほか。
1999年、写真集「4/524」で英国BBC放送「20世紀の報道写真家」として選出される。

スペシャルサポーター:井手 丙午氏 プロフィール
井手 丙午氏 1966年 静岡県清水市(現 静岡市清水区)生まれ
1985年 静岡県立清水東高校 卒業
1990年 一橋大学社会学部 卒業
1990年 東京海上火災保険株式会社(現 東京海上日動火災保険株式会社)入社
2018年 楽天損害保険株式会社 入社
<仕事>
損害保険会社において、自動車保険や火災保険等の商品開発や収益管理に従事。
伝統的な保険会社から、楽天グループの保険会社に転職し、新しい保険の在り方を模索中。
<好きな言葉>
"Stay Hungry, Stay Foolish."

スペシャルサポーター:藤田 紀久子氏 プロフィール
藤田 紀久子氏 1964年 東京生まれ、東京育ち。
1983年 東京都立竹早高等学校卒業。
1987年 学習院大学文学部英米文学文学科卒業。
1987年 株式会社西友(当時)に入社。役員秘書室、国際業務本部を経て、インターコンチネンタルホテル&リゾーツに出向、国内外のホテル開業プロジェクトに携わる。
1996年 英国ブランド「ザ・ボディショップ」を日本で展開する株式会社イオンフォレストに社長秘書として入社。バリューズ推進室長、人事総務部長、コミュニケーション部長、トレーニング部長を務める。特に、英国の創業者の価値観(バリューズ)に基づく先駆的な環境、社会活動に10年ほど携わったことが転機となる。
2012年 イオン株式会社コーポレート・コミュニケーション部への出向。
2013年 コスメーム株式会社代表取締役社長に就任。創業期にあった日系企業初ラグジュアリー化粧品のセレクトショップ事業を展開。
2018年 イオン株式会社コーポレート・コミュニケーション部長。
2020年 同 ダイバーシティ推進室長(現職)。

一般社団法人日本秘書協会顧問
日本元気塾藤巻塾1期生
DNA伝承大学8期生
趣味は、ゴルフ、伝統芸能(歌舞伎、文楽など)の観賞、料理
パートナーと二人暮らし

総合プロデュース:石川 正子 プロフィール
石川 正子 博報堂 人事局勤務を経て、パソナグループ在籍中 2002年に40代働く女性の会員組織「それいゆ」プロジェクト発足。それまでの3つの新規ビジネスの立ち上げ経験と人脈を活かし、自らの夢の実現である働く女性の「学び」や「気づき」「出会い」を支援するセミナーの企画、運営に携わる。
2005年に独立。それいゆ 代表となり、現在に至る。

40代働く女性のコミュニティづくりのパイオニアとして、17年の実績(2019年現在)を持ち、ホスピタリティを重視した自主企画のセミナー&交流会の他に、出版社やメーカーなど企業とのコラボレーションによる女性向けのイベント企画運営や教育研修、サービス開発に携わっている。

2015年より、浜離宮恩賜庭園内の和室などで、小学生のための親子で学ぶそれいゆ寺子屋を展開。
2019年6月、中学生・高校生のための丸の内それいゆ大学を開校。学校でもない、塾でもない、第三の学び場を創造することにより、自分の頭で考え、表現をする楽しさを知り、自信をつけることを支援。子どもからおとなまで、人の輝きをつくる学び、気づき、出会いをプロデュース。
モットーは、“じっくり、丁寧に生きる”
趣味は、映画・コンサート・舞台鑑賞。ホスピタリティ豊かなホテルや旅館、レストラン探し。人を元気にするもの、励ます力をもっているものを大切にしており、自ら多くのチャンスを創り出した手帳と手紙の活用術を伝授することにも力を入れている。
ページトップへページトップへ 第一回 詳細 第二回 第三回
copyright