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それいゆインタビュー
人のために役に立てる自分になるために 作家・中谷彰宏氏に聞く。
  Interview 1,2 Interview 3,4 Interview 5,6
Interview 5 由布院映画祭に掛ける想い
桑野: 人と人とがつながる場所をつくるというのは、温泉地が得意とするところです。由布院は、芸術や文化を生みだす力、エネルギーを持っています。毎年夏に映画祭を開催していますが、由布院には映画館がありません。ホールがなくても、宿があるから、映画祭に集まった映画監督や俳優や、地元の人たちや、旅人たちがみんな一緒になって、膝を突き合わせて夜通し語り合うのです。協賛金を出す企業があったり、料理でサポートする企業があったり、みんな一緒になって映画祭を盛り上げています。毎年、外から違うエネルギーが入ってくることで、新たに気づくこともあり、少しずつ進化しています。
Interview 6 次なる目標

石川: 玉の湯の経営というのは、とても手ごたえを感じられるお仕事だと思いますが、次なる目標は何でしょうか?

桑野: 由布院は、農家の野菜や、酪農家のチーズなど、いろいろ誇れるものがあるのですが、小布施のようなものづくりが出来たらと思っています。食べ物以外にも、アトリエときのようにお弟子さんがお店を出すようになってきています。

石川: 「箸屋一膳」の箸と、たとえば、西陣織の箸袋とのコラボレーションもおもしろいかもしれません。東京に、西陣織の箸袋づくりを一生懸命になさっている若い女性の織り職人さんが居て、熱心にMy箸普及活動をなさっています。

桑野:そうですね。日本国内にはいいものがあり、各地の良いものとコラボレーションするのも楽しいですね。

由布院は、盆地の中で過ごすのもよし、またここを拠点に3時間ほど移動して九州各地を旅して頂くのも良いですし、バリエーションが豊富です。今回、石川さんがいらした奥江の森も未知数です。森の魅力を知る旅もおもしろいでしょう。

是非またゆっくり流れる時間を楽しみにいらしてください。

石川: 旅の最後に、桑野社長にお会いできましたこと、心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。

桑野和泉氏プロフィール
株式会社玉の湯代表取締役社長
1964年大分県湯布院町(現由布市)生まれ。
家業の宿「由布院玉の湯」の専務取締役を経て、
03年10月より代表取締役社長に。
07年より一般社団法人由布院温泉観光協会会長。
旅館業のかたわら、町づくりなどの
市民グループの代表や世話人を務める。
ほかに、国や県の研究会などの委員を務める。

由布院 玉の湯
http://www.tamanoyu.co.jp/

石川正子プロフィール
それいゆ 代表
博報堂勤務を経て、パソナグループ在籍中 2002年に働く女性の会員組織「それいゆ」プロジェクトを発足。それまでの3つの新規ビジネス立ち上げ経験と人脈を活かし、自らの夢の実現である働く女性の「学び」や「気づき」「出会い」を支援するセミナーの企画運営に携わる。 2005年に独立。それいゆ 代表となり、現在に至る。モットーは、“じっくり丁寧に生きる” 40代働く女性のコミュニティのパイオニアとして10年の実績(2012年現在)を持つ。ホスピタリティ豊かな旅館、ホテル、レストラン探しが好きで、人を元気にできたり、 励ませる力のあるものを大切にしている。

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