石川: 玉の湯の経営というのは、とても手ごたえを感じられるお仕事だと思いますが、次なる目標は何でしょうか?
桑野: 由布院は、農家の野菜や、酪農家のチーズなど、いろいろ誇れるものがあるのですが、小布施のようなものづくりが出来たらと思っています。食べ物以外にも、アトリエときのようにお弟子さんがお店を出すようになってきています。
石川: 「箸屋一膳」の箸と、たとえば、西陣織の箸袋とのコラボレーションもおもしろいかもしれません。東京に、西陣織の箸袋づくりを一生懸命になさっている若い女性の織り職人さんが居て、熱心にMy箸普及活動をなさっています。
桑野:そうですね。日本国内にはいいものがあり、各地の良いものとコラボレーションするのも楽しいですね。
由布院は、盆地の中で過ごすのもよし、またここを拠点に3時間ほど移動して九州各地を旅して頂くのも良いですし、バリエーションが豊富です。今回、石川さんがいらした奥江の森も未知数です。森の魅力を知る旅もおもしろいでしょう。
是非またゆっくり流れる時間を楽しみにいらしてください。
石川: 旅の最後に、桑野社長にお会いできましたこと、心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。 |